電気一難去って・・・( ̄Д ̄)ノ [お仕事関連のお話]
今日は仕事で前々から頭を悩ませていた宿題が一歩前進しました。(ノシ=´ω`=)ノシ
会社の設備の改良に関してです。
その設備は試作機なのですが、すごくメカメカしいというか、最近の機械には珍しく、
電子制御をほとんど使っていません。(`・ω・´)ノ
設備の駆動源はたった一つの大きめのモータだけ。
そこから各部にカムとギアで回転を伝達し、製造から材料供給まで行います。
そして、材料の供給量は調節ネジにより外形の変化するベルトの外形を変化させることのできる、
一風変わった(僕があんま見たことないだけ?)プーリーにより決定されます。
んで、重要なのがこの材料の供給量により品質のある特性が変わっちゃうんだけど、
これが大まかな目盛りがついているだけ( ̄Д ̄)ノ
しかも1目盛り変わると供給量はすっごい変わっちゃうというかなりワイルドな仕様 Σ(°□°)⊃------マジッ
そんなわけで試作品がよくてもそれを量産で再現する為の微調整に結構時間が掛かっちゃうのがネックでした。
そこで、PLCとエンコーダを取り付けて、タッチパネルに材料供給用プーリーの回転数を表示させて見ようということになりました(*`σェ´*)フムフム
PLCとはプログラマブル・ロジック・コントローラのことで、シーケンサと言えば
聞き覚えのある方も多いでしょう(`・ω・´)ノ
シーケンサとは、三菱のPLCの登録商標らしいですよ。
設備を制御するためのプログラムを入れて処理させるコンピュータのことです(*・ω・*)b♪
エンコーダとは回転を読み取る部品で、一回転に対してある回数のパルス(電気信号)を
発信する機器です。
一回転あたりのパルス数はさまざまで、1回転100パルスや1000パルスなど多様です。
例えば円周500ミリのローラーが送り出した材料の長さを5ミリ単位で知りたいときは
100パルスもあれば十分ですよね?
1回転500㎜ 1回転100パルス つまり500㎜÷100パルスで1パルスあたり5ミリ(`・ω・´)ノ
でも1㎜単位で知りたいなら100パルスでは足りないですよね? って感じ(*・ω・*)b♪
さて、本題ですけど電気とかプログラムはまだまだ素人なので、都度勉強です(*`σェ´*)フムフム
特にうまくいくかどうかわからないような実験レベルのことをやるとき、いちいちプロに頼んでいてはお金がかかって仕方ないので、うちの会社では、初期は社内で簡単な検証をやってうまくいって量産化するときにプロに発注するようなスタイルになってます。( ̄Д ̄)ノ
ところがどっこい!! 社長が経営するもう一個の会社は凄腕の技術部隊が居て何でもやってのけちゃいます。Σ(°□°)⊃------マジッ
最近では、量産設備でさえ発注はハードのみで設備構想やプログラミングは全部社内でやっちゃうみたいです。 何屋さんなの? マジで・・・( ̄◇ ̄;)
しかし悲しいかな、わが社ではそれは僕のような素人がやってます(*・ω・*)b♪
そんで今日の事件!!
実はこの案件、12月中ごろから、主業務の合間にちょこちょこ進めてました(`・ω・´)ノ
部品の仕入れを待ってる間にプログラムを組んで、部品入荷してさぁ試作機への組み込み(ノシ=´ω`=)ノシ
んで完成+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚
取り合えず、どきどきしながらいざエンコーダを回してみると・・・♪ダダン♪
応答なし・・・Σ( ̄□ ̄;)
僕が普段使っているのキーエンスさんKVシリーズというPLCなんだけどこれにはちっちゃいディスプレイやLEDがついてて、信号が入ると一目でわかる様になってます。(*・ω・*)b♪
けど画面を見て数字が出ないことだけ確認して、そこのチェックを全くしてませんでした( p′︵‵。)
結局2、3日間 自信のなかったプログラムを疑ってしまい、不毛な努力を重ねました。
何度もマニュアルを読み、何度もプログラムを組み替え・・・そして主業務が忙しくなりしばらく放置。
ある日閃きました(`・ω・´)ノ
「キーエンスに聞こう!!」+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚
いや最初から聞けって話ですけど基本的にすぐに人に聞くの嫌いなんですよね。
だからしばらくもがかないと聞こうという発想すら出ないのが僕のダメなとこ・・・( ̄Д ̄)
あっさり「モニター見てください」と一言。
ここでようやく信号が入っていないことに気づきました(*・ω・*)b♪
そして、調べてくと超ケアレスミス発見!!! 配線間違い!!!!
もう勝ったつもりになってルンルン気分で配線を修正(ノシ=´ω`=)ノシ
エンコーダをまわすと本体のLEDがばっちり点灯!!!「うぉおおお!! キターーッ」ってなったのもつかの間・・・
相変わらず画面には数字が出てこない( ̄◇ ̄;) しーん・・・て感じ。
でもすかさず閃きましたよ? 「そりゃそうじゃん♪ 俺プログラムがおかしいと思って変えまくったからね~♪これ戻せば完了じゃん☆」ってことでその日は終了。
メインディッシュは翌日にゆっくり頂きまぁす(ノシ=´ω`=)ノシ ・・・のはずが、
ソフトを戻してもピクリともしません( p′︵‵。)
キーエンスのPLCでエンコーダを読み取る接点は2基分。
高速カウンタ0
高速カウンタ1
冷静になってもう一度PLCのLEDを見つめると高速カウンタ0につないだはずなのに違う接点のLEDが光っておりますΣ( ̄□ ̄;)
また配線間違ってる??
配線は↓の写真のように被服の色とドットの数で識別されています(`・ω・´)ノ
これを見て、線(ハーネス)のメーカーが出している、配線番号のリストと照らし合わせることで、
PLCの必要な接点に必要な線をつないでいきます。
ここも何度も見返しました( ̄Д ̄)ノ
なのに狙った接点と違う接点に信号が入っていくのですΣ( ̄□ ̄;)
何かの間違いでは?と思い、高速カウンタ1に信号が入るよう配線を急遽変更。
LEDはピカピカ光ってる。 でも高速カウンタ1のとこじゃない( ̄◇ ̄;)
さっきのとこでもない( ̄◇ ̄;)( ̄◇ ̄;)
もう意味がわからん゚(゚´Д`゚)゚
配線の型式は間違ってない? リストは他の配線のものと間違ってない?? いやまさかマニュアル自体が・・・??? そんなあるはずないことまで想像してテンパりながらキーエンスさんにTEL( ̄Д ̄)ノ エクスキューズミー! ヘルプ!! ヘェルプ!! プリーーーズ゚(゚´Д`゚)゚
これまた冷静に「レアケースですけどハーネス(線)自体の不良が疑われます。予備のハーネスはありませんか?」ですって(`・ω・´)ノ
ハッ?Σ( ̄□ ̄;)ってなって別の現場に猛ダッシュ(`・ω・´)ノ
別の子が改造中の設備のPLCから有無を言わさずハーネスを強制奪取!!! (*・ω・*)b♪任務完了☆
ハーネスを交換して恐る恐るエンコーダをまわすと・・・高速カウンタ0が光った☆キラーン☆
画面上には小刻みに動く数字+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚
もともと不良品なのか一番最初の配線間違いにより内部でショートなんかが起きて複数の線がつながったのか原因は不明。( ̄ー ̄)
ただ、2週間近くもの間、たった数百円の線に翻弄されたと言うことだけは事実!!( p′︵‵。)
まぁそんなことはさておき、一歩前進です。
明日からはむちゃくちゃにさわりまくったプログラムをきちんと整理すればようやく実験に掛かれます。
(*`σェ´*)フムフム
あとは、願わくば僕によって部品を奪われたかわいそうな担当者(`・ω・´)ノ
新品のハーネスが入荷する3日後まで僕か彼のどちらかが作業進行を止めなきゃいけないなんてタイミングの悪さが出てこないことを祈るのみかな? 笑
ながなが綴っちゃいました。 今回は久々に技術者としての未熟ぶりを露呈するような自体だったわけですが、そんな恥ずかしいことも僕がここに書くことで同じ様に駆け出しで電気やプログラムをやろうとしている人のお役に立てれば幸いですm(__)m
「賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ。」歴史に学ぶとは本を読むとかそんなではなく、他者の経験からも学ぶ(`・ω・´)ノ 要は賢者は人に聞くことでも本を読むことでも学べる。 愚者はそれらを無視して自分が失敗しなきゃ学べないって意味だと思ってます。(*`σェ´*)フムフム
今回の僕はいつも人に聞くことを最後の最後に回してた(`・ω・´)ノ
つまり愚者街道ましっぐら(ノシ=´ω`=)ノシ
今度からは行き詰る前に人に相談するってことも考える様にしようと思います。
長々と読んでいただきありがとうございました。
でわまたまた ⊂(・∀・)∂))バイバイ
会社の設備の改良に関してです。
その設備は試作機なのですが、すごくメカメカしいというか、最近の機械には珍しく、
電子制御をほとんど使っていません。(`・ω・´)ノ
設備の駆動源はたった一つの大きめのモータだけ。
そこから各部にカムとギアで回転を伝達し、製造から材料供給まで行います。
そして、材料の供給量は調節ネジにより外形の変化するベルトの外形を変化させることのできる、
一風変わった(僕があんま見たことないだけ?)プーリーにより決定されます。
んで、重要なのがこの材料の供給量により品質のある特性が変わっちゃうんだけど、
これが大まかな目盛りがついているだけ( ̄Д ̄)ノ
しかも1目盛り変わると供給量はすっごい変わっちゃうというかなりワイルドな仕様 Σ(°□°)⊃------マジッ
そんなわけで試作品がよくてもそれを量産で再現する為の微調整に結構時間が掛かっちゃうのがネックでした。
そこで、PLCとエンコーダを取り付けて、タッチパネルに材料供給用プーリーの回転数を表示させて見ようということになりました(*`σェ´*)フムフム
PLCとはプログラマブル・ロジック・コントローラのことで、シーケンサと言えば
聞き覚えのある方も多いでしょう(`・ω・´)ノ
シーケンサとは、三菱のPLCの登録商標らしいですよ。
設備を制御するためのプログラムを入れて処理させるコンピュータのことです(*・ω・*)b♪
エンコーダとは回転を読み取る部品で、一回転に対してある回数のパルス(電気信号)を
発信する機器です。
一回転あたりのパルス数はさまざまで、1回転100パルスや1000パルスなど多様です。
例えば円周500ミリのローラーが送り出した材料の長さを5ミリ単位で知りたいときは
100パルスもあれば十分ですよね?
1回転500㎜ 1回転100パルス つまり500㎜÷100パルスで1パルスあたり5ミリ(`・ω・´)ノ
でも1㎜単位で知りたいなら100パルスでは足りないですよね? って感じ(*・ω・*)b♪
さて、本題ですけど電気とかプログラムはまだまだ素人なので、都度勉強です(*`σェ´*)フムフム
特にうまくいくかどうかわからないような実験レベルのことをやるとき、いちいちプロに頼んでいてはお金がかかって仕方ないので、うちの会社では、初期は社内で簡単な検証をやってうまくいって量産化するときにプロに発注するようなスタイルになってます。( ̄Д ̄)ノ
ところがどっこい!! 社長が経営するもう一個の会社は凄腕の技術部隊が居て何でもやってのけちゃいます。Σ(°□°)⊃------マジッ
最近では、量産設備でさえ発注はハードのみで設備構想やプログラミングは全部社内でやっちゃうみたいです。 何屋さんなの? マジで・・・( ̄◇ ̄;)
しかし悲しいかな、わが社ではそれは僕のような素人がやってます(*・ω・*)b♪
そんで今日の事件!!
実はこの案件、12月中ごろから、主業務の合間にちょこちょこ進めてました(`・ω・´)ノ
部品の仕入れを待ってる間にプログラムを組んで、部品入荷してさぁ試作機への組み込み(ノシ=´ω`=)ノシ
んで完成+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚
取り合えず、どきどきしながらいざエンコーダを回してみると・・・♪ダダン♪
応答なし・・・Σ( ̄□ ̄;)
僕が普段使っているのキーエンスさんKVシリーズというPLCなんだけどこれにはちっちゃいディスプレイやLEDがついてて、信号が入ると一目でわかる様になってます。(*・ω・*)b♪
けど画面を見て数字が出ないことだけ確認して、そこのチェックを全くしてませんでした( p′︵‵。)
結局2、3日間 自信のなかったプログラムを疑ってしまい、不毛な努力を重ねました。
何度もマニュアルを読み、何度もプログラムを組み替え・・・そして主業務が忙しくなりしばらく放置。
ある日閃きました(`・ω・´)ノ
「キーエンスに聞こう!!」+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚
いや最初から聞けって話ですけど基本的にすぐに人に聞くの嫌いなんですよね。
だからしばらくもがかないと聞こうという発想すら出ないのが僕のダメなとこ・・・( ̄Д ̄)
あっさり「モニター見てください」と一言。
ここでようやく信号が入っていないことに気づきました(*・ω・*)b♪
そして、調べてくと超ケアレスミス発見!!! 配線間違い!!!!
もう勝ったつもりになってルンルン気分で配線を修正(ノシ=´ω`=)ノシ
エンコーダをまわすと本体のLEDがばっちり点灯!!!「うぉおおお!! キターーッ」ってなったのもつかの間・・・
相変わらず画面には数字が出てこない( ̄◇ ̄;) しーん・・・て感じ。
でもすかさず閃きましたよ? 「そりゃそうじゃん♪ 俺プログラムがおかしいと思って変えまくったからね~♪これ戻せば完了じゃん☆」ってことでその日は終了。
メインディッシュは翌日にゆっくり頂きまぁす(ノシ=´ω`=)ノシ ・・・のはずが、
ソフトを戻してもピクリともしません( p′︵‵。)
キーエンスのPLCでエンコーダを読み取る接点は2基分。
高速カウンタ0
高速カウンタ1
冷静になってもう一度PLCのLEDを見つめると高速カウンタ0につないだはずなのに違う接点のLEDが光っておりますΣ( ̄□ ̄;)
また配線間違ってる??
配線は↓の写真のように被服の色とドットの数で識別されています(`・ω・´)ノ
これを見て、線(ハーネス)のメーカーが出している、配線番号のリストと照らし合わせることで、
PLCの必要な接点に必要な線をつないでいきます。
ここも何度も見返しました( ̄Д ̄)ノ
なのに狙った接点と違う接点に信号が入っていくのですΣ( ̄□ ̄;)
何かの間違いでは?と思い、高速カウンタ1に信号が入るよう配線を急遽変更。
LEDはピカピカ光ってる。 でも高速カウンタ1のとこじゃない( ̄◇ ̄;)
さっきのとこでもない( ̄◇ ̄;)( ̄◇ ̄;)
もう意味がわからん゚(゚´Д`゚)゚
配線の型式は間違ってない? リストは他の配線のものと間違ってない?? いやまさかマニュアル自体が・・・??? そんなあるはずないことまで想像してテンパりながらキーエンスさんにTEL( ̄Д ̄)ノ エクスキューズミー! ヘルプ!! ヘェルプ!! プリーーーズ゚(゚´Д`゚)゚
これまた冷静に「レアケースですけどハーネス(線)自体の不良が疑われます。予備のハーネスはありませんか?」ですって(`・ω・´)ノ
ハッ?Σ( ̄□ ̄;)ってなって別の現場に猛ダッシュ(`・ω・´)ノ
別の子が改造中の設備のPLCから有無を言わさずハーネスを強制奪取!!! (*・ω・*)b♪任務完了☆
ハーネスを交換して恐る恐るエンコーダをまわすと・・・高速カウンタ0が光った☆キラーン☆
画面上には小刻みに動く数字+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚
もともと不良品なのか一番最初の配線間違いにより内部でショートなんかが起きて複数の線がつながったのか原因は不明。( ̄ー ̄)
ただ、2週間近くもの間、たった数百円の線に翻弄されたと言うことだけは事実!!( p′︵‵。)
まぁそんなことはさておき、一歩前進です。
明日からはむちゃくちゃにさわりまくったプログラムをきちんと整理すればようやく実験に掛かれます。
(*`σェ´*)フムフム
あとは、願わくば僕によって部品を奪われたかわいそうな担当者(`・ω・´)ノ
新品のハーネスが入荷する3日後まで僕か彼のどちらかが作業進行を止めなきゃいけないなんてタイミングの悪さが出てこないことを祈るのみかな? 笑
ながなが綴っちゃいました。 今回は久々に技術者としての未熟ぶりを露呈するような自体だったわけですが、そんな恥ずかしいことも僕がここに書くことで同じ様に駆け出しで電気やプログラムをやろうとしている人のお役に立てれば幸いですm(__)m
「賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ。」歴史に学ぶとは本を読むとかそんなではなく、他者の経験からも学ぶ(`・ω・´)ノ 要は賢者は人に聞くことでも本を読むことでも学べる。 愚者はそれらを無視して自分が失敗しなきゃ学べないって意味だと思ってます。(*`σェ´*)フムフム
今回の僕はいつも人に聞くことを最後の最後に回してた(`・ω・´)ノ
つまり愚者街道ましっぐら(ノシ=´ω`=)ノシ
今度からは行き詰る前に人に相談するってことも考える様にしようと思います。
長々と読んでいただきありがとうございました。
でわまたまた ⊂(・∀・)∂))バイバイ
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