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ん〜難しい( ´Д`) [お仕事関連のお話]

さてさて、今日も管理ページをみてみると僕のページを覗いてくれる人が居る事に感激٩(ˊᗜˋ*)و
これからもよろしくお願いしま〜ス└(^ω^ )┐♫

昨日の宣言通り、ちょっとお勉強ネタを書こうと思ったのですが、やっぱ一日ではまとめきれませんでした( ̄◇ ̄;)エッ もし待っててくれた方が居たならホントごめんなさい。

ちょっと話はそれるけど今、本業(会社勤めの方ね)で部署が変る事になりまして、今までの部下たちに本格的に僕のスキルを引き継ぐ事になりました。(`・ω・´)ノ
んで何ヶ月か前から、メカニック、ソフト関連、電気、お金の管理と引き継ぎをやっていって、今データ分析に関する引き継ぎ(というより教育?)の最中!! てか今日から基礎教育の資料整理をはじめました(*・ω・*)b♪

これがなんと難しい事・・・Σ( ̄□ ̄;)
データ分析って結局は品質統計とかそんなんですけど(あっ!ちなみに会社は製造業です)
結局数字と現実の製造工程関連性を見極めなきゃいけない。 
そしてそれを検証したり証明する為の統計学(`・ω・´)ノ
統計学の計算や数式自体は難しくないと思います。だってPCがやってくれるし(*´▽`*)ゞ
手計算?? 無理無理。゚(゚´Д`゚)゚。 PCだからできるんですよ。
そういう意味での難しくないね(*・ω・*)b♪

ただいくら数字をPCがはじいてくれても現実を紐づけて考える事や出された数字の解釈、
数値を導きだす為の実験や検証の方法。その辺が非常に難しくてどう教えようかかなりお悩み中なんですよね・・・ハイฅ(´-ω-`)ฅ
まぁまとまり次第でのせていこうと思いますので、もう少しお待ちください。

統計学とは少しズレますが、品質管理の根底にある考え方について、少しお話しますね。

ある工場があったとします。
その工場でカット加工の設備を使って、Aという部品を100㎜の長さにカットし量産していました。 当然オペレータは、100㎜の長さにカットできる様、設備をチューニングしますよね?(`・ω・´)ノ
結果、部品Aの長さは100㎜に仕上がりますね。これは当然の結果の様に思いますが、突き詰めていくと偶然なんです(*・ω・*)b♪
そして、品質管理とはこの偶然をいかに高確率で発生させるか?いかにその確率を維持するか?というのが根底の考え方です。(*`σェ´*)フムフム

もっと言うと部品Aのカット後の寸法が100㎜になったのはなぜか?を突き詰めるのです。
そこには必ず原因となる大きな要素があるはずです。.....φ(・ω・*)カキカキ
そしてその原因をさらに細かくみようとすると、原因を構成している要因が見えてきます。(。・Д・)
要因よりも小さな因子というものも存在します。(`・ω・´)ノ
もはや意味わかりませんね 笑

簡単に言うと、100㎜になった原因1
「オペレータが100㎜という寸法を認識し、部品Aを基準位置にしっかり突き当てて固定
基準位置より100㎜と表示される位置に部品Aに最適な刃物をセットし、速度xxでカット加工を行った事。」

そして原因1の中で原因を構成しているであろう要因は赤字部((φ(・Д´・ *)
今あげた要因(赤字)の中には、「それが狂うと間違いなく部品Aは100㎜でなくなってしまう」ものと、「狂っても100㎜になるかも知れない」ものの両方があります。
先ず、品質確保の為に第一に打つべき手はここ!!(p゚д゚q)イマデショ!
「これが狂うと100㎜じゃなくなる」って所をピックアップして、そこを制御したりして
確実なものにします。
今は仮に原因1だけを上げましたが、ほとんどの場合は複数あると思いますので、ご自身の現場に当てはめて想像してみてください。

じゃあ「これが狂っても100㎜になるかも」って所は放っておいていいの? 壁|ω・`)チラッ
そうではないんですね〜( ̄◇ ̄;)エッ
これも確率てきに100㎜が発生しやすくなっている一因であったり、間接的に役立っているものである事もよくあります。
例えば、速度xxという所(`・ω・´)ノ
早すぎると部品Aは加熱してしまうかもしれませんよね? 加熱すると膨張します(*`σェ´*)フムフム
膨張した状態での100㎜位置と冷えて収縮したときの100㎜位置は当然違うので、ここでも仕上がりに違いが生まれますよね?もっと言えば、速度100㎜/sだと50個きった時点で加熱してくるのに対し、
速度200㎜/sだと20個で加熱しだしたとしたら?100㎜のものを作りだせる確率が変ってきますよね?゚+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚

つまり普段何気なく、設定している製造条件や、規定されていて気にも留めていない事(`・ω・´)ノ
空調温度、刃物にかける切削油、「この商品は何号機!」等の多くは、たまたまの偶然発生した、良品が生産できたという結果をより高確率に起こす為に仕掛けられたものだったりするんですね(*・ω・*)b♪ それこそ99.999998%とかの確率で良品が発生する様仕組んでるんです。

よくね、慣れてきた頃のオペレータの方なんかは、不良が出たときに、「なんかたまたまおかしかったんだよ〜笑」とか言うんですけど、実際は良品ができる方が相当たまたまなんですよね 笑
だってさっきの原因1(`・ω・´)ノ
良品になるにはあれだけの条件が重なる必要があるけど、不良品にするには、どれかひとつをいじればすぐできるんだからΣ(°□°)⊃------マジッ

うーん、そう考えるとやっぱり製造業ってなんかスゲーな(*`σェ´*)
まぁこの辺は製造業で品証や品管、製造技術なんかをやられてる方にとっては基本ですね。
ここのところをきちんと解説してくれている文献は実は少なくて、私も実際にはネットでしかこういう文言に出会った事がありません。( p′︵‵。)
ですが、既に、品証や品管で活動されている方は無自覚に理解されている様子です。
逆にここが理解できていない方は、品質関連の業務では苦しんで居る様に思います(。ω゚)ン
なので、これから品質関連や製造技術の関連のお仕事を目指される人たちにこれを読んでもらえて、
少しでも基礎の習得に役立てて貰えれば、僕の自己満足も加速されて嬉しい限りですね
+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚

それでは!! 本日はこれにて!! (ノシ=´ω`=)ノシ



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